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標題: [黑舞資訊] [訪問翻譯] natalie採訪古川雄大一聊黑執事音樂劇(翻譯感謝星舞夜闌) [打印本頁]

作者: 千雪    時間: 2016-5-19 13:02     標題: natalie採訪古川雄大一聊黑執事音樂劇(翻譯感謝星舞夜闌)

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2015年11月から12月にかけて大阪、宮城、東京、福岡、そして中国3都市で上演された 「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」。去る4月にDVDが発売され、5月18日には、秋に上演される新作「ミュージカル『黒執事』~NOAH’S ARK CIRCUS~」の詳細が発表された。ジョーカー役の三浦涼介など追加キャストも明らかになり、期待が高まる。

ステージナタリーでは、セバスチャン役の古川雄大にインタビューを実施。「-地に燃えるリコリス2015-」公演時のエピソードや、新作への意気込みを語ってもらった。本編の動画も随所に挟んでいるので、併せて楽しんでほしい。なおコミックナタリーでは原作者・枢やなの担当編集者、熊剛氏へのインタビューを公開している。

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セバスの役作りは「シエルを通して自分がどう思うか」

「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」より、古川雄大演じるセバスチャン(右)。

──今日の取材の前に、コミックナタリーの特集記事にて原作者・枢やな先生の担当編集、熊さんにお話を伺ってきまして(参照:コミックナタリー 枢やな担当編集・熊剛氏インタビュー)。そこで熊さんが「登場シーンの古川さんの第一声の出し方がすごく獣感があり、アニメよりも原作に近い印象を受けた。原作を意識してくれたのでは」とお話しされていました。まずはその真意からお聞きできればと思うのですが……。



枢やなの原作マンガ「黒執事」より、セバスチャンとシエルが契約するシーン。
【這篇踩訪有很多DVD的橋段YOUTUBE,但是臺灣不能看,就不轉貼進來囉】

実はアニメは観ていないんです。原作だけを参考にしていて。

──アニメを観ない、というのは、意図的にそうされたんですか?

原作に忠実にミュージカル化する、という前提があったので、意図的に観なかった、というところはあると思います。普段僕はあんまりマンガを読まなくて、「花より男子」とか、ほかには喧嘩マンガを一時期読んでたくらいなんですけど、「黒執事」はどんな感じなのかなと思って見てみたら、結構ハマってしまって。出演にあたっては舞台の原作になっている3巻までを読んでおけばよかったんですけど、既刊は全部読みました。それくらいのめり込んでしまって、この世界をしっかり再現したいな、という気持ちはありましたね。

──原作を全部読んで、セバスチャンという役をどういうイメージで作っていかれましたか?

とにかく大事にしたのは、シエルを通して自分がどう思うか、ですね。悪魔だから、感情をあんまり出さないように……って最初は思っていたんですけど、シエルというフィルターが目の前にあるような感じがあるので、「今、シエルはどう思っているんだろう」っていうことをまず考えてから、自分がどう思うかをすごく意識していました。あとは恐ろしさをどう表現しようかと。原作で、真っ黒な中に目だけが出ているようなシーンがあると思うんですが……。

──セバスチャンとシエルが契約するシーンですね。

はい。そういう部分をどう表現するかは、すごく考えました。

──悪魔としてのセバスチャンと、シエルの執事になってからでは、印象を変えようと意識されましたか。

そうですね。僕の中で勝手にイメージした、前のめりで獣っぽいのが契約を結ぶ前の姿、というところは、わかりやすく出していたかもしれません。稽古のときはあまり考えてなかったんですけど、公演を重ねるうちにいろいろ試して、これがいいかなっていうのを掴んでいきました。

──全国、海外と公演期間は1カ月半に及びましたが、「あ、掴んだな」っていう瞬間はどのあたり?

初日でなんとなく自分のやりたいものができあがってたかな、というのはあるんですけど、難しいことを言っていたり、説明セリフや堅い言葉が多かったりするので、その辺りは中盤の東京公演くらいから、ちょっと大げさに演るようにしていたかもしれません。

──徐々に過剰に、わかりやすく、と。私は大阪と東京公演しか拝見できていないんですが、地方公演でどんどん冒頭の獣感が増していた、という感想をSNSで見かけたりもしました。

そうかもしれないですね。「まだ足りない」と、よりオーバーにやるようになっていったかもしれないです。

那由他に近づくには︎ライバルがいっぱい

──先ほど、役作りではシエルを通すことを重視していたとおっしゃいましたが、初日に取材させていただいた際に、シエル役の福崎(那由他)さんに「まだちょっと距離があるよね」とおっしゃっていましたよね(参照:ミュージカル「黒執事」古川雄大の新セバスで開幕!「作品の大きさを実感」)。公演期間を通して、どのくらい距離を埋められましたか?

「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」より、福崎那由他演じるシエル。
僕としては結構仲良くなったつもりなんですけど……。ただ、ライバルがいっぱいいて(笑)。

──みんな福崎さんと仲良くなりたかった、と(笑)。

佐々木喜英とか、和泉(宗兵)さんには懐いてましたね。和泉さんは同い年感覚で那由他と話してたんで、俺も先輩っぽく話してるのがいけないのかな、と思って、真似してみたり。

──それで距離が縮まった?

たまにタメ口で話してくれたのはうれしかったです(笑)。

──(笑)2人で演技の打ち合わせはされましたか?

俺から「ここはこうしてくれ」みたいなことは特に言わなかったです。彼はステージに立ってるときも稽古のときもしっかり役になりきるので、そこで成立すると思ってました。1回だけどうしても、っていうときに言った気がしますね。どんなシーンだったかは忘れちゃったんだけど。

──それを福崎さんはどう受け止めてましたか。

「はい、わかりました」って言うんだけど、絶対変えないっていう(笑)。でもすごく、しっかりと自分で作ってるプライドがあるんだなって感じました。


地声で出すこだわり

──ほかに、本番を通してここは変わったな、というシーンはどこでしょう。

毎日サウンドチェックを兼ねつつ、本番前に殺陣合わせをしていたんですが、グレルとセバスの戦うシーンは、日に日に精度が上がっていった気がしますね。(グレル役の植原)卓也が引っ張ってってくれて、息がどんどん合っていく感覚がありました。



──2人で歌う「まるでロミオとジュリエット」のシーンもすごく印象的でしたもんね。

あそこ、好きですね。俺は1フレーズしか歌ってなくて、卓也のソロみたいな感じなんですけど、展開がドラマチックというか……すごい音が上がったと思ったらすぐ静かになったり。

──初日に一番好きな曲をお聞きしたときも「まるでロミオとジュリエット」とおっしゃってましたね。ほかにお好きな曲は?

最後のセバスとシエルの歌、「私はあなたの駒となり剣となる」が実は好きなんですよ。ほかを少ししくじっても、あれをガッツリ決められたらいいんじゃないか、というくらいのいいメロディだし、いい歌。

──今作は何回も同じフレーズが出てくるのが印象的ですよね。「私はあなたの駒となり剣となる」も、マダム・レッドの曲「道に迷わないように」もそうですし。

リプライズみたいなことが多いですね。M7で歌った「私はあなたの駒となり剣となる」を最後に歌ってるんですけど、実はキーが違っていたりとか。リプライズは定番って言いますけど、1幕最後の曲を2幕の最後にもう一度ガッとやるのがいいですよね。1幕最後だと、個人的にはまだキーが高いので、2幕最後くらいだと喉が開いててありがたい(笑)。

──なるほど。特に苦戦した曲はありましたか?

「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」より、矢田悠祐演じるチャールズ・グレイ(左)と、広瀬友祐演じるチャールズ・フィップス。
やっぱり1幕ラストですかね。広瀬友祐くんに言われたんですが、「同じ曲なのに、古川くんが歌ってるとすごく高く感じるけど、(セバスチャン役を以前演じていた)松下(優也)くんが歌うと、すごく低く聞こえた」って。俺もそう思ったんですよ。聴いてると低く聞こえるんですけど、実際自分で歌ってみると「あれ?こんな高いの?」みたいな。サビの一番盛り上がる、ここ聴いてて気持ちいいだろうなっていうところが最高のキーで、そこを地声でどう出すかが難しかったです。

──どうして地声で出すことに?

なんでだろう、ミュージカルで男の人が裏声出す瞬間って実はあんまりないんですよね。ちゃんと安定した声で届けたいなと思って裏にしてたんですけど、中国に行ったときに、攻めてみようかなっていう気持ちになって。やってみると意外に出たんですね。あと楽譜にはないんですけど、最後「チェックメイト」って歌うのを、フェイクっぽく上に上げるようにしてみたり。1幕最後なのでそのあと休憩が20分入るけど、そこで盛り上げておけば、お客さんのムードも上がったままにできるかなっていう気持ちがありました。

──中国の話が出ましたが、中国3都市での公演はいかがでしたか。


「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」より、劉役の荒木宏文。

日本でさんざんスベってたあらやん(劉役の荒木宏文)が、バカ受けでしたね(笑)。

──それは中国人の役だからですかね?

なんででしょうね。どベタなのがいいんでしょうか(笑)。全部ウケてましたね。本来はスベらなきゃいけないところなんですよ。だからあらやんも、すげえつまらないことやってたんですけど。あとは物を食べながら観ていたり子供が泣き出したり、文化の違いもあるんですけど、お客さんが声に出して感情を伝えてくれるから、演ってるほうとしても一体感を感じました。舞台でお客さんの熱を感じる瞬間って、こちらとしても上がるというか、うれしい瞬間であったりするので。



「スマートすぎるから、ねっとり感が欲しい」

──演出は少年社中の毛利亘宏さんが手がけていますが、演技に関してはどんな要望を受けたんでしょうか。

「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」より、古川雄大演じるセバスチャン。
「スマートすぎるから、ねっとり感が欲しいな」と、稽古の序盤で言われましたね。

──それは特定のシーンで?

最初です。「おはよう」で始まるところから、一連の流れ。セバスがシエルに執事として仕えていることを見せる瞬間なんですけど、そこがスマートすぎると。あとはここをこうして、とか、やり方が違う、とか言われることはあんまりなくて、役者の力を引き出してくださるような印象を受けました。

──完璧な執事ならスマートでもいいんじゃないかと思ってしまいますが、「ねっとり」というのはどういう……。

シエルとの関係性が見えないんだと思うんですよ。ただ単に普通の主人と執事に見えてしまってるというか。この人の魂を食べるためにちゃんと育てて美味しくしているんだ、という、この作品のミソでもあるような、セクシーな部分が。シエルへの触り方も、とてつもなく大切なものとして扱うことを、すごく意識しました。

「ミュージカル『黒執事』-地に燃えるリコリス2015-」より、セバスチャン(左)がシエルに靴を履かせるシーン。
──そういうところもだし、セバスは細かい所作が難しい役ですよね。

シエルに眼帯を着けるのがすごく難しかったですね。靴を履かせるのも……決められた尺でやらなきゃいけないので。本来ああいうカッチリした靴って、履くのに時間がかかるじゃないですか。紐を解いて縛るのをすぐできるようにしなきゃいけなくて、手こずりましたね。

──でもとても印象的な構図というか、主人と執事という関係性がよく出ていると感じました。

前回もやりたかったけどセットの関係でできなかったみたいですね。今回はベッドの高さを調整して実現して、枢先生も「すごくいい、うれしい」と言ってくださったみたいです。


2.5次元には答えがある


──古川さんは「エリザベート」「1789-バスティーユの恋人たち-」など帝国劇場で上演された重厚なミュージカルにも出演していますが、「黒執事」のような2.5次元作品との違いはどういうところにあると思いますか?

2.5次元は原作がマンガなので、その再現というか……答えがある。どういう役でどういう喋り方をするか、全部わかっている方が観に来ることが多いので、そこのクオリティを高くしなければいけないと思いますね。

──「黒執事」は帝劇のミュージカルにも引けを取らないような重厚感があるなと、観ていて思いました。


「ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス2015-」より。

僕が帝劇に立たせてもらうときはだいたい海外の作品なんですけど、セットが絵になるんですよね。「黒執事」の世界観も、ものすごく絵になるというか。だから「エリザベート」とかの作品とちょっとリンクするところがあるんじゃないかなとは思います。

──大きな質問になってしまうんですが、「テニスの王子様」に始まって多くのミュージカルに出てこられた古川さんが思う、ミュージカルの魅力って何でしょうか。

僕が語っていいのかなと思うんですけど(笑)、……単純に、セリフが歌になっているところですかね。そのときの心情に合わせたメロディがあって、それに合わせてセリフを言ったり、セリフではないけど気持ちを歌にしていたり。それによってより感情が乗るというか、悲しくなったり楽しくなったりする。ドラマとか観ていると、音楽が流れるじゃないですか。あれが舞台でガッと出てくるようなイメージです。

──なるほど。秋にはミュージカル「黒執事」の新作「~NOAH’S ARK CIRCUS~」が上演されることが決まりました。最後に、新作に挑む気持ちをお聞きできればと。

セバスがウィルと対戦するシーンがありますよね。前回の終わり方からちょっと匂わせてる感じがありましたけど。そこもだし、サーカス団のメンバーも、ファンの方はみんな「この人が好き」っていう人物がいると思うので、キャラクターが豊かなのが楽しみですね。

──ジョーカー役の三浦涼介さんとは、初共演ですか?

以前映画(「書の道」)で共演して以来でしょうか。今回から新たに参加するキャストも、ほぼ共演したことがあったり、1回だけ呑んだことがある人だったりするんです。

──馴染みの顔が多いんですね。シエル役は福崎さんに代わり、新たに内川蓮生さんが演じられます。

「ミュージカル「黒執事」-地に燃えるリコリス2015-」より。
寂しいですけど、成長していきますからね。那由他本人も最後だっていうのはわかってましたし。
那由他もすげえ男前なんですけど、新しい内川くんはまた那由他とは違った魅力があって、顔が女の子みたいにかわいいんですよ。
まだ生意気じゃない、ザ・ピュアな感じ。これからどう一緒に作っていくか、楽しみです。
作者: 千雪    時間: 2016-5-19 21:42

c君說他將不會翻譯這篇,邀情能人君子幫忙翻譯(招手招手啊)
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-5-20 07:06

回復 2# 千雪

交給我好了!不過這篇的長度,我可能要分次翻了...
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-5-21 23:43

回復 2# 千雪
natalie採訪古川雄大一聊黑執事音樂劇 中譯#1

2015年11至12月期間,在大阪、宮城、東京、福岡以及中國的三個城市,演出了『黑執事音樂劇--燎原的彼岸花2015』。今年4月DVD已經開始販售,而5月18日,秋季的新作:『黑執事音樂劇—諾亞方舟馬戲團』的細節也對外發表了。公開了新加入的Joker一役由三浦涼介演出,也更加讓人期待。

舞台natalie對飾演賽巴斯欽一役的古川雄大進行了訪談。 瞭解了「燎原的彼岸花2015-」公演時發生的逸事以及古川先生本人對新作品的熱情。本篇作品的動畫也已經問世,屆時也希望大家能一併觀賞。另外由漫畫natalie對漫畫原作者枢やな老師的擔當編輯熊先生所進行的訪談也一起公開了。
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賽巴斯欽的角色塑造是「透過夏爾的自己是怎麼思考的」。

──今天採訪之前,漫畫natalie已經向原作者枢やな老師的責任編輯進行了採訪(参照:コミックナタリー 枢やな担当編集・熊剛氏インタビュー)。訪談中熊先生提到了「出場時,古川先生所發出的第一聲就充滿了十足的獸性,比起動畫,有更接近原作的感覺。應該是抱持著對原作的認識而演出的。」因此關於這個部分,首先要問問古川先生是怎麼考慮的……。

其實是沒有看過動畫的部分,單以原作做為參考的。

──是刻意不看動畫的嗎?

為了將原作忠實地舞台化,有這樣的前提在,所以特意不看動畫;確實我是這樣想的。平常我本身很少閱讀漫畫,大概只有稍微看過「花樣男子」或是其他的格鬥漫畫之類的,不知道「黑執事」讀起來是什麼感覺,試著看了以後卻變得相當的入迷了。其實只要看演出部分內容的三冊就好了,卻把目前為止發行的每一集都看完了。完全沉迷到了這種地步,想把這個世界徹底地再現,有這樣的想法呢!

──原作全部讀過之後,賽巴斯欽的角色是以什麼樣的形象塑造的呢?

總之最重要的是,透過夏爾自己是怎樣思考的,是吧?!因為是惡魔,感情是不輕易顯露的……一開始是這樣想,但因為有夏爾這樣的濾鏡在眼前,「現在,夏爾是怎麼想的呢?」先考慮了這件事之後,自己是怎麼想的這件事就能清楚的意識到了。之後就是令人畏懼的部分要怎麼表現。原作裡,也有在一片漆黑中只露出眼睛這樣的場景……。

──關於賽巴斯欽和夏爾締結契約的場景呢?

是的。關於這個部分要怎麼表現,確實認真地考慮過了。

──作為惡魔的賽巴斯欽與成為夏爾的執事之後的賽巴斯欽,有覺得想要改變這個角色的形象嗎?

是這樣的呢。我自己擅自賦予賽巴斯欽的形象;前傾的、充滿野獸感的形象是締結契約前的形象,這個部分是為了看的人容易瞭解所以特意這樣做也說不定。排練的時候並沒有太刻意去想,一邊公演一邊做了各種嘗試,把其中說不定還不錯的部分掌握住並運用在表演上。

──全國、海外公演的將近一個半月期間,有過「啊!掌握到了呢!」這樣的瞬間嗎?

初日的時候,不管怎樣把自己想要表現的東西呈現出來了,情況是這樣沒錯;一邊說著難懂的事,另一方面說明的台詞或是艱澀的用語又很多,這個部分從東京公演的中期開始,說不定是以稍微誇張的手法去演出的。

──悠然地、過分用力地、淺顯易懂地。這類的(關於賽巴斯欽的演出)感想在SNS上看到過。我除了大阪跟東京公演以外沒有看過其他的地方公演,聽說在地方公演的時候開頭部分的野獸感越來越重?

說不定真是這樣呢!因為想著「還不夠」,因此表演得過了頭也說不定
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-6-1 21:49

本帖最後由 星舞夜闌 於 2016-6-10 22:46 編輯

回復 2# 千雪
natalie採訪古川雄大一聊黑執事音樂劇 中譯#2

和那由他親近的競爭者很多
──之前提到,角色型塑的時候很重視夏爾的觀點,初日採訪的時候演出夏爾的那由他說「應該還有一些距離吧?!」(参照:ミュージカル「黒執事」古川雄大の新セバスで開幕!「作品の大きさを実感」)。整個公演期間下來,大概縮短了多少距離呢?

對我來說我認為我們的感情已經很不錯了……。只是,還有一堆競爭對手(笑)。

──大家都想要跟那由他變得更親近呢(笑)!

那由他跟佐々木喜英還有和泉先生都很親近呢!和泉先生用和同年齡的人說話的態度跟那由他交談,所以我也不能用前輩的態度和那由他說話;這樣一想,就用了同樣的說話方式了。

──這樣一來距離就縮短了嗎?

偶爾他用平輩的口吻跟我說話的時候感到很開心(笑)。

──(笑)兩個人的演技有互相討論過嗎?

我的話「這邊要這樣做」之類的好像沒有特別說過。不管是舞台上也好、排練的時候也好,我認為他都確確實實完全成為了夏爾。只有一次,不管怎樣也要說,然後好像說了。到底是怎樣的場景已經忘的一乾二淨了。

──這個情況下那由他是怎麼接受的呢?

「是的、我了解了。」這個說法絕對是一成不變的(笑)。但是真的很厲害,那由他是實實在在的靠著自己塑造角色這樣的驕傲好像可以感覺得到。

用喉音/本嗓 發聲的堅持
──其他的,正式演出後改變的部分,有這樣的場景嗎?
每天在正式演出前,邊調節音量進行了殺陣的排練;格雷爾和賽巴斯汀的對戰場面,每天每天都能感覺到精準度更上一層樓了呢!(格雷爾役的植原)卓也一直引導著,也感覺到兩人之間的默契越來越合拍了。

──兩人唱的「宛如羅密歐與茱麗葉」的場面讓人相當的印象深刻呢!

那個部分,確實很喜歡。我只唱了一句而已,感覺像卓也的獨唱。曲子很有戲劇性……很激昂的音樂之後馬上卻又靜了下來。

──初日時曾經問過您最喜歡的一首曲子,您說的是「宛如羅密歐與茱麗葉」。還有其他喜歡的曲子嗎?

最後賽巴斯汀和夏爾的曲子:「我將成為你的棋子與你的劍」實際上也非常喜歡。--其他的部分稍微沒表現的那麼好也沒關係,只要下決心把這個部分努力表現好了不就好了嗎?--就像這種程度一樣的好旋律、好歌曲。

──這次的作品中有同樣的樂句一直重複出現的印象呢。「我將成為你的棋子與你的劍」和紅夫人的曲子「但願不要迷途」都是如此。

像副歌一樣的部分很多呢!M7唱過的「我將成為你的棋子與你的劍」雖然最後又再一度演唱,實際上音高之類的是不同的。雖說副歌是基本的,第一幕最後的曲子在第二幕的最後再次強力的演唱是很好的表現方式呢!第一幕最後的時候,對我來說還不到音域的最高音,但到了第二幕最後就會覺得還好喉嚨已經唱開了(笑)。

──原來如此。有特別陷入苦戰的曲子嗎?

果然還是第一幕的最後那邊呢。広瀬友祐君曾這麼說,「同樣一首曲子,古川先生唱起來感覺很高亢,優也唱的聽起來就很低沉」。我也是這麼想的。聽起來好像很低,實際上自己試著唱過以後會有「咦?這麼高嗎?」的感覺。副歌(サビ;謝謝C君提供正確中文) 的部分是最高潮的部分,這裡聽起來是會讓人覺得心情很好的最高音的部分,要用本嗓/喉音 演唱是相當困難的。

──為什麼要選擇用本嗓/喉音發聲呢?

為什麼呢?一般的音樂劇裡,男性的演出者用假音演唱的時候幾乎很少啊!想要好好的穩定地把聲音傳達出去而用假音演唱了,但是去中國的時候,有了想要挑戰看看的心情。實際上做了以後出乎意外的能用本嗓/喉音發聲了。還有樂譜上沒有的,最後「將軍(チェックメイト)」演唱的時候也試著對聲音做了十足的修飾。因為第一幕的最後會有20分鐘的休息時間,在那裏進入高潮的話,觀眾的情緒也能一直維持在高揚的狀態吧!--有這樣的想法。

──說到了中國的公演,在中國的三個城市的公演怎麼樣呢?

在日本受到挫折的荒木宏文君,到了那邊可是大有人氣呢(笑)!

──是因為劇裡是中國人的角色的關係吧?

怎麼說呢?雖然笨拙但是說不定效果不錯喔(笑)。大家全部都覺得很好笑呢!本來是應該(笑話的梗)要受到挫折的地方的,所以荒木君也是認真的在表演無聊的段子。之後邊吃東西邊看劇的小朋友突然哭了起來,雖然也存在著文化的差異,因為觀眾的聲音傳達了感情,表演的一方也感覺到了和觀眾之間的一體感。在舞台上感覺到觀眾的熱情的瞬間,演員的情緒也會更高昂,這正是令人感到開心的時刻呢!
作者: 千雪    時間: 2016-6-1 22:07

回復  千雪
natalie採訪古川雄大一聊黑執事音樂劇 中譯#2

和那由他親近的競爭者很多
──之前提到,角色 ...
星舞夜闌 發表於 2016-6-1 21:49



    翻譯辛苦了!!這場很多專有名詞的感覺,真是太辛苦了!
這次的翻譯有很多重點啊!!
原來和泉先生喜歡年紀小的啊←不不不,才不是這麼說啊!

我倒是滿意外這點的。
果然還是第一幕的最後那邊呢。広瀬友祐君曾這麼說,「同樣一首曲子,古川先生唱起來感覺很高亢,優也唱的聽起來就很低沉」。我也是這麼想的。聽起來好像很低,實際上自己試著唱過以後會有「咦?這麼高嗎?」的感覺。變奏(サビ:此處指原本重複的歌曲片段和之前不同的變化,小翻本人不確定專有名詞為何……sorry!) 的部分是最高潮的部分,這裡聽起來是會讓人覺得心情很好的最高音的部分,要用本嗓/喉音 演唱是相當困難的。


高亢嗎...我覺得優也的聲音比較亮,古川的聲音倒是有種蓋著布的朦朧感,果然大家的感覺都不同呢!
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-6-1 23:21

本帖最後由 星舞夜闌 於 2016-6-1 23:23 編輯

回復 6# 千雪
妳一說我又認真的回去聽了這兩段的合唱,覺得優也的聲線比較渾圓柔和清亮,和他演出的忠心耿耿、比較紳士感的執事其實還蠻接近漫畫的風格。
古川先生的確實用了比較高的發聲位置的感覺,一開始單薄的喉音真的比較重,表情和動作真的讓人覺得下一秒隨時就會把夏爾當成食物,
有種不管何時都會露出猙獰的微笑的感覺(共鳴點放在頭部的關係?)。

然後不吐不快的是2015最後的大合唱的部分,因為曲調改過了,如果沒有大家一起和音的時候,很容易聽起來就像單純走音...
而且沒事拉高了曲調,感覺是唱不上的都降8度,而不是特別編了讓人耳目一新的曲調啊!

另外第三段可能要再等我一下,因為最近排了一個小手術,也許會稍微拖到...
作者: C君です    時間: 2016-6-10 09:16

本帖最後由 C君です 於 2016-6-10 17:50 編輯

回復 4# 星舞夜闌

[中譯參考]
リプライズ(reprise):重奏。
サビ:副歌。通常指在音樂中最高潮的部分。

星舞醬翻譯辛苦了~~ (非古川粉沒動力翻譯閃過...Orz
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-6-10 22:45

回復 8# C君です
謝謝小天使C君指正!因為手邊是日日版的辭書,所以有時候專有名詞不容易確認。
真是太感謝了!
我也不是古川粉啦!(是植原粉)
C君光是優也的部分熱情跟速度都是我難以望其項背的啊!
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-6-11 00:24

回復 2# 千雪
中譯#3
「因為太過精明了,想要呈現出拙滯感」

──舞台監督是由少年社中的毛利亘宏先生親自擔任,對於演技的部分毛利先生有提出什麼樣的要求嗎?

「因為看起來太過精明了,想要呈現出拙滯感」在一開始排練的時候就被這樣說了。

──這是指某個特定的場景嗎?

是一開始的時候。從「早安」開始的時候,一連串的動作。呈現賽巴斯欽擔任夏爾的執事服侍夏爾的短暫片刻,被說了這個地方顯得太過精明了。之後,”這裡要這樣做”或是”不是這樣做”的指示幾乎沒有,感覺到監督是引導演員展現自身表演能力的這樣的形象。

──我認為呈現完美的執事的話精明的形象不是也很好嗎?「拙滯」的表現究竟是……?

我想是因為這樣一來就看不到和夏爾之間的關係性了。只是看到一般的執事跟主人的關係吧!為了吃下這個人的靈魂所以要好好培育使其變得美味;這部分,正是這部作品的特色,也是其魅力所在。接觸夏爾的方式也是毫無道理的、像對待重要的東西一樣小心翼翼的,這個部分也深深的感受到了。

──像這樣的地方,正是呈現出賽巴斯在動作細節上是高難度角色呢!

幫夏爾戴上眼帶這件事是相當困難的呢!穿靴子這件事也是……必須在規定內的時間內穿好才行。本來像那樣尺寸剛好的靴子,穿上去也不會太花時間。但是鬆開鞋帶重綁的這個動作不俐落又不行,真的是很不容易呢!

──但是這樣讓人充滿了印象的構圖,我覺得主人與執事的關係性成功的表現出來了。

聽說前一次也想表現出這樣的效果,但礙於舞台佈景的關係無法如願。這次床的高度能夠調整,枢老師好像也說了「太好了、好高興」這樣的話。


2.5次元的表演是有標準答案的

──古川先生曾經參與過「伊莉莎白」「1789-巴士底監獄的戀人們」等在帝國劇場上演的厚重的音樂劇,和黑執事這樣的2.5次元的作品比較,您認為最大的不同之處在哪裡呢?

2.5次元的舞台劇原作是漫畫,是否成功的再現了……是有答案的。怎樣的角色、用怎樣的方式說話,全部都清楚而來觀劇的客人很多,這個部分沒辦法高品質地呈現出來是不行的。

──「黑執事」有不輸給在帝國劇場演出的音樂劇一般的重厚感,看了以後我是這樣認為的。

我參與的帝劇演出大多是海外的作品,佈景也都像畫一樣呢!「黑執事」的世界觀,也是幾乎像是畫一樣的世界。所以和「伊莉莎白」這樣的作品是不是也有稍微連結的地方呢?我是這麼看的。

──不好意思要提問一個比較大的問題,以「網球王子」為始,對參與過多次音樂劇演出的古川先生來說,音樂劇的魅力在於何處呢?

由我來回答這樣好嗎?(笑)……其實只是單純的把台詞用歌唱的方式表現這部分吧!有配合當時心情的旋律,一邊說著台詞,或是沒有台詞而用歌曲表現心情。因此更能順著感情的走向表現出悲喜。看電視劇的時候,不也能發現電視劇的背景音樂嗎?就是同樣的東西,在舞台上更強烈表現的樣子。

──原來如此。今年秋天黑執事音樂劇的新作「諾亞方舟馬戲團(~NOAH’S ARK CIRCUS~)」已經決定要上演。最後想向您請教關於挑戰新作品的心情。

有賽巴斯和威爾(是的,原文就是這樣…)對戰的場面呢!前作的結局有稍微能嗅出一些蛛絲馬跡。另外,馬戲團成員之中,也有讓粉絲們感覺「我喜歡這個人」的角色;也因為這次的角色豐富而讓人期待呢。

──和演出Joker的三浦涼介先生,兩位是第一次合作嗎?

以前在電影(「書法之道」)曾經合作過,這次新加入的演員們也幾乎都有合作過,或是一起喝過一次這樣的關係。

──很多熟面孔呢!夏爾的演出者從那由他換成了新一代的內川蓮生了。

雖然寂寞,但是也漸漸長大了。那由他本人對於之前的演出是最後的這件事也很清楚,他是非常有男子氣概的;新人的內川君和那由他有著不同的魅力,臉長得像女孩子一樣可愛喔!是不會讓人感到任性,純真的感覺。對於接下來要怎樣一起合作充滿了期待。
作者: 千雪    時間: 2016-6-11 00:35

唉呀呀
看完這篇我都不知道該不該期待諾亞方舟了....
雖然知道都是很棒的演員,但是這來自心底的排斥真的是該怎麼說呢
──我認為呈現完美的執事的話精明的形象不是也很好嗎?「拙滯」的表現究竟是……?

我想是因為這樣一來就看不到和夏爾之間的關係性了。只是看到一般的執事跟主人的關係吧!為了吃下這個人的靈魂所以要好好培育使其變得美味;這部分,正是這部作品的特色,也是其魅力所在。接觸夏爾的方式也是毫無道理的、像對待重要的東西一樣小心翼翼的,這個部分也深深的感受到了。


其實很多同好對這點都很感同身受的就是這個執事看起很餓這點(笑)
他倒是很明確的表達出來了呢!

謝謝星舞幫忙翻譯,一進論壇就被塞了苦差事,太謝謝你了
作者: 星舞夜闌    時間: 2016-6-11 01:07

本帖最後由 星舞夜闌 於 2016-6-11 01:09 編輯

回復 11# 千雪
雖然入坑不久,但是能為同好做一點事我是非常開心的。

"這個執事看起來很餓"實在是太貼切了......
古川先生的微笑總會讓我想起剛剛秤完小羔羊體重的農場主人......




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