舞台「王家の紋章」会見でライアンが細川智栄子あんど芙~みんをサポート 2016年5月16日
ドラマCDを除くと初のメディア化となる「王家の紋章」。細川は「若い頃にテレビドラマとかをやりましたときに、テレビドラマのお話とマンガを描くスピードが違い、すごーく苦労したことがございまして。だから『王家の紋章』の場合は一切(メディア化の)お話があってもお断りしてきまして、誠心誠意マンガのほうに力を注ぎました。ですからこれだけ40年続いたんだと思います」とその理由を語りつつ、今回のミュージカル化を受けたのは「4巻までだったらどうかと言われまして、それなら……と。そしてプロデューサーの方がとても素敵な方で、ちょっとそっちのほうに参ってしまいまして、お話をお受けいたしました」と舞台裏を明かした。芙~みんも「いざキャストの方が扮装なさいますと、こっちが出演するようなドキドキ感があります。とても幸せです」と、自分が生み出したキャラクターに囲まれた心境を語る。
またリーヴァイの楽曲の魅力について、細川は「実はリーヴァイさんが手がけた『エアーウルフ』の音楽が好きで、いつも絵を描きながら聴いていたもんですからね、勇壮な音楽を描く方が、私の『王家の紋章』ではどういう音楽ができるのかと、すごく楽しみにしておりますの。(もらった音源では)メロディだけで言葉が入ってなかったりするから、これに言葉が入ればどんなにロマンチックになるかしらねって妹と話したところです。つい昨日も送ってくださった曲を妹と徹夜で聴きまして、今日は寝不足なんです(笑)。あんな勇壮な曲を作られる方がとても繊細な曲を作ってくださいますので、妹も私も、とても楽しみにしております」と期待に満ちた胸のうちを明かした。
「王家の紋章」出演者が生歌披露!浦井健治「舞台化はロマンであり奇跡」 2016年5月16日
メンフィス役の浦井は「先生方のお話を聞いていて感極まった部分があって。本当に生涯をかけて紡いでいらしたこの作品が、初の舞台化ということ、これこそがロマンであり奇跡だと思います」と感動を口にしつつ、今作で帝劇初主演を果たすことについて「今はド緊張しています(笑)。たくさんの方の愛や支えにしっかりと応えていけるようにがんばりたいと思いますし、僕がミュージカルを初めて帝国劇場でやらせていただいたときなど、いつも優しく側で支えてくださった祐さん(山口)がいてくださることが、本当に光栄だと思っております」と山口を見ながら述べ、2人は向かい合って深々と礼を交わした。
帝劇初出演となる宮野は、「ガキンチョの頃から劇団ひまわりに入っておるんですが、この歳になって帝国劇場に立てるという。本当に、感無量です。夢見てた舞台ですし、今の自分がそれからどんな挑戦ができるのか、これから切磋琢磨してやっていくと思うのですが、今は楽しみで仕方ないですし、最後にはメンフィスに勝ってやろうと思います、そのくらいの気持ちで戦っていきたいなと思います!」と宣言し、浦井も負けないぞとばかりに拳を握ってみせた。
宮野は自身が演じるイズミルという役について、「今の草食男子にはないオラオラ感があり、少女マンガの原点、ロマンチックの原点はここにあるんだなと。オラオラ担当としてはがんばってオラオラしていきたいなと思います」とコメント。 |